ポリオと布おむつ

①ポリオとは
 乳児が注意すべきウイルスのひとつに、「ポリオ」があります。
 ポリオとはポリオウイルスに感染することによって起こる病気のことで、発熱や嘔吐、酷い場合には麻痺といった症状が出てきます。
 またポリオウイルスには腸内で増殖し、血流に乗って全身をめぐるという性質があります。そのためウイルスが脳や脊髄に達してしまうと、それが原因で麻痺がおこってしまうこともあるのです。

②ポリオワクチンを接種すると・・・
 麻痺が残る可能性もある恐ろしいポリオウイルスですが、実はワクチンによって予防することが可能です。
 ただ、ワクチンというと注射をするというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、ポリオワクチンは傾向ワクチンといって、口から飲むタイプになっています。そのため経口ワクチンを飲んだ場合、しばらくの間は赤ちゃんの排せつ物、つまり“うんち”の中にポリオウイルスが混ざっていることがあるのです。

③ポリオと布おむつ
 上でも説明しましたが、ポリオワクチンを摂取した場合、しばらくの間は赤ちゃんの体からうんちとともにポリオウイルスが排出されます。

 ここで心配になってくるのがうんちとともに排出されたポリオウイルスですよね。紙おむつを使用している場合にはそのまま捨てればいいためそこまで神経質になる必要はありませんが、布おむつは繰り返して使用するため、おむつにポリオウイルスを残さないようにしておく必要が出てきます。
 またこれは布おむつを使用する場合に限ったことではありませんが、ママやパパが排泄物の中のポリオウイルスに触ることによって、二次感染を起こしてしまう可能性もあります。

 では、こういったことを防ぐためにはいったいどうすればいいのでしょうか。

 まず布おむつを清潔に保つとともに二次感染を防ぐためには、布おむつを交換した後、しっかりと「手洗い」することをおすすめします。
 薬用せっけんや殺菌効果のあるハンドソープを使用してしっかりと手洗いをすることによって、ママやパパの手に付着したポリオウイルスを除去し、二次感染を予防することができるのです。

 またおむつのメンテナンスについてですが、ポリオワクチンを接種した後は、布おむつを漂白剤につけてから選択することをおすすめします。
 というのも、ポリオウイルスには漂白剤に弱いという性質があるため、これにしばらくつけておくことによって、おむつに付着しているポリオウイルスを除去することができるのです。

 大切な我が子を守り健康に育ってもらうためにも、ポリオワクチンを接種してしばらくの間は、上記のような点に注意するようにしましょう。

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